ジャンボ尾崎を復活させた理論とは?
2017/08/05
ジャンボ尾崎氏のことを皆様ご存知ですか。プロ野球で約2年半ご活躍され、その後プロゴルファーとして多くの偉業を達成した方です。偉業を多数達成しておりますが、好調をずっと継続できているわけではありません。あの有名なタイガーウッズでさえ好調を継続できていないように見えます。
今回は、ジャンボ尾崎が好調ではなかった時に復活させた理論について紹介します。それは、「スクウェア理論」です。この理論は、現在は後藤修氏が唱えている理論であり、その考えのもとは新田恭一氏が唱えた「新田理論」です。
まずは、「新田理論」です。この理論は野球・ゴルフの両方から得られたもの。人間の動きに違いはなく、バットを振る、球を投げる、クラブを振る。それは皆、同じ要素から成り立っており、ただ目的や条件が違うだけのこと。つまり人間の動きというのは3つしかない。曲げる、伸ばす、ねじるの3つで、それ以外ない。ただその3つの動きの順序、いわゆる体重移動を終結させる動き、たとえば野球でいえば球をはなす、ゴルフではクラブを振る、そこに至るまでの順序が重要。ゴルフでも野球でも、下手な人は力の使い方の順序が違う。手を先に使うから、その力が二の腕や肩に返ってくるために痛みが出る。間違った投げ方をすると、前腕部はねじれる結果になり、そこが無理がいって痛む。人間のからだは、自然の法則に合うように力を使えば絶対に痛まない。軸が回転していって、軸に近いところから、次に肩が働いて、ひじが働いてという順序になると回転の力が素直に出ていく。
次に、「スクウェア理論」です。この理論は「スクウェア」という言葉の通り、真っ直ぐが基本です。真っ直ぐなものは可能な限り真っ直ぐ使うということです。この部分には後藤先生の言葉を借りると企業秘密がたくさんあるとのことで書けないことがたくさんあります。ご了承ください。