時の記念日ってなに?
2020/07/07
「時間がない!」が口癖となっている現代人ですが、
たまには自分の時間について考えてみませんか?
6月10日は『時の記念日』です。
日本書記によると天智天皇が近江の大津宮(現在の滋賀県大津市)に
初めて水時計を設置した日が6月10日なのだそうです。
現在、1日は十二進法、時間は六十進法をもとに作られており、
1日は24時間、1時間は60分ですが、
昔の日本は独自の和時計で時を刻んでいました。
和時計では「午後2時から午後4時」を「八つ時(やつどき)」と呼びます。
1日2食が一般的だった江戸時代には 「八つ時」の太鼓が聞こえると
間食を摂る習慣があり、 頭に「御」を付けて「御八つ」と呼ぶようになりました。
これが、私たちがよく知る「おやつ」の語源だそうです。
この記念日は、時間を尊重する意識をもってもらおうと制定されました。
時間に追われる生活の中で、大切さを考えるきっかけになると良いですね。
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