冬が旬あんこう（館康）
2020/01/07
あんこうは、見た目はグロテスクな姿ですが「西のふぐ、東のあんこう」と称されるほど冬の代表的な高級魚です。
その味は「霜月あんこう絵に描いても舐めろ」と言われるほどで、旬は11月~2月です。春の産卵を控えた、肝が肥大し太っているものは絶品です。
「食べられない所がない」と言われるように、骨以外の身、 内臓、皮、エラをすべて食べることができる無駄のない魚です。
その身は淡泊であっさり、皮や顔はコラーゲンが 1豊富でプリプリとしています。
あんこう鍋では、濃厚な出汁と口どけが滑らかな肝をさらに味わうことができます。この肝は海のフォアグラと呼ばれるほど、 たくさんの野菜と一緒に食べられる栄養満点のあんこう鍋。 寒い日におすすめな贅沢です。
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