お札に愛された聖徳太子
2021/01/19
現在の1万円札の顔といえば福澤諭吉ですが、
その前に長きに渡り1万円札の顔だったのは聖徳太子です。
実は聖徳太子はお札に愛された人物で、1930年に発行された百円紙幣で初めて登場します。
その後、この百円紙幣は3回も更新され、
1950年には千円札、1957年には5千円札に採用され、
1958年には1万円札の顔となります。それから約30年近く使われました。
お札に使用される肖像の基準は、日本銀行のHPによると、極力実在の人物で、
業績があり知名度も高く親しみやすい人物、かつ人の目をひく特徴のある顔とされています。
聖徳太子には、十七条の憲法の制定や中国との国交など数多くの業績があり、
肖像を描くための 材料が揃っているのだそうです。
2024年の紙幣刷新には、渋沢栄一が登場し、 額面の数字も大きく見やすく変わります。
でもいつか また、聖徳太子が戻ってくるかもしれませんね。
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