東京日日新聞の創刊
2022/05/06
1872年2月21日、現存する日本最古の日刊新聞が浅草で創刊されました。
それが毎日新聞の前身にあたる「東京日日新聞」です。
戯作者、浮世絵師、本屋の番頭たちが発行した新聞で、
創刊号は片面だけ刷られた1枚のみでした。
そして3年後には、世界初の新聞戸別配達を実施します。
さらに1911年には大阪毎日新聞と合併し、
西の「大阪毎日」、東の「東京日日」という形で全国紙へと発展し始めます。
しかし1926年に世紀の大誤報と呼ばれる「光文事件」が起きます。
それは他紙に先駆けて新元号を光文と報じたもので、
読売新聞も同様に報じましたが、結局、昭和と発表され大誤報となってしまいました。
実は先に新聞に発表されたため急遽変更になったとも言われています。
紙離れが進む現代、新聞社は、信頼と確実性、わかりやすさだけでなく、
インターネットを利用して生き残る必要性にも迫られているようです。
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