戦国時代のおもしろい兜
2019/05/27
戦国時代。
武将や刀の魅力はもちろんですが、兜もおもしろいものがたくさんあります。
兜は頭を守る防具であり、とても目立つわけです。
ゆえに「自分らしさ」や「縁起」を表現するものでもありました。
織田信長の小姓、森蘭丸の兜はかなりインパクトがあるデザインをしています。
なんと「南無阿弥陀仏」 という文字が縦書きで兜に付いているんです。
直江兼続は「愛」という文字を兜に掲げました。
これは仏教の信仰対象、愛染明王を意味していると言われています。
明智光秀の家臣、明智左馬之助の兜は、うさぎの耳を模した何ともかわいらしいデザインの兜。
持ち主は不明ですが、長い耳を持ったうさぎ自体の飾り物を乗せた兜もあります。当時は月を信仰する風習があったのが理由のようです。
このように兜には武将の個性が現れていて興味深いですよ。
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