なぜ船の名前に「丸」が多い?
2020/10/26
日本の船名には「丸」が付くものが多いことを不思議に思いませんか?
外国では日本の船は「マル・シップ」として知られています。
古くは平安時代の古文書にも坂東れという船名が出てきます。
諸説ありますが、一番有名なのは「魔(まろ)」が「丸」に転じたというものです。
もともとは自分のことを磨といい、
大切な刀や愛犬など愛着があるものを変を付けた愛称で呼んでいました。
そのことから自分の船にも「磨」を付け始め、それが「丸」に変化したというのです。
また、明治33年に
「船舶の名称は、なるべく最後を丸とする」とした法律ができたことも影響していますが、
現在は特に規定はありません。
船主がどんな意味で名前をつけているのか想像してみるのも楽しいですね。
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