『スイミー』
2021/07/28
スイミーは、オランダ出身の絵本作家レオ・レオニの作品。
日本では1969年に好学社から出版され、
今では小学校低学年の教科書に採用されています。
仲間をマグロに食べられて、ひとりぼっちのスイミーが最後は仲間と出会います。
再び襲ってきたマグロに対抗するため、
より大きな魚に見えるように仲間たちと協力し、
黒色のスイミーが魚の目になってマグロを追い払うお話です。
そのため仲間との協力の大切さ、 一致団結の強さのお話という印象が強いようです。
しかし、作者が伝えたかったことは、 一人の時間を持つことにより、
自分自身でやるなら300海(人生)の面白さや美しさに気づいていくことの大切さでした。
子どもの頃に読んだ絵本でも、いま大人の目線で読むと印象が変わるはずです。
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