『平年並み」の平年って?
2022/05/06
ニュースでよく耳にする「桜の開花は平年並み」
「今月の降水量は平年を上回った」 などの言葉ですが、
実は、昨年5月に「平年」が10年ぶりに更新されました。
「平年値」は気象庁が定義した30年間の気象データから算出した平均値で
10年 ごとに更新しています。
現在は1991~2020年の平均値が使用されています。
平均と 比べて同じと聞くと安心しがちですが、毎年気温が上昇し、
100年に一度などと報道されている大きな災害も、
だんだんと「平年」に組み込まれていくのです。
実際に、前回の平均値より平均気温は
「平均値0.1~0.5°C、降水量は多くの地点で10%程高くなっていて、
私たちの環境は変化し続けています。
桜の開花も多くの地域で1~2日早くなり
自然界にも様々な影響が出ているようです。
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