牛乳を温めてできる「膜(まく)」はなに?
2020/01/07
牛乳をコンロや電子レンジで温めると表面に膜ができることがあります。これは「ラムスデン現象」と呼ばれるもので、牛乳を40度以上に温めると現象が起こり始めます。
「たんぱく質」が「脂質」と一緒に固まって膜を作るのです。最初は目に見えませんが加熱することで水分が蒸発するとともに、含まれている成分が濃くなり、しだいに厚くなってくるのです。
この膜ですが、栄養的には影響はありません。しかしロ当たりが悪くなるので、気になる方は、膜が出来ないように牛乳を温める際は弱火でかき混ぜながら温めて下さい。
電子レンジでは沸騰しない程度に温めるのがコツです。豆乳からできる湯葉も、同じ現象からできています。寒い日が続きますね。温かい飲み物を部屋でゆっくりと飲めば、体が芯から温まります。忙しい時期ですが、少しだけ忘れてホッとひと休みしませんか?
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